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私は名古屋市大須にシルバーレザーのオリジナルブランド「スレイヤー」を企画製造・販売する、AVISILVERS(アビシルバーズ)という革とシルバーの店を夫婦で経営している頓宮久美子といいます。

夫はイスラエル人、1999年から最初は露天商として二人で仕事を始めました。

その後店を構えて、3人の娘を育てながら20年余り、夫と二人で現在も店を構えています。

転機が訪れたのは8年前、当時仕入先として作ってもらっていた工場からお金を払っても、商品が届かない事にしびれを切らした夫に代わり、私が現在の工場があるタイのポンサイ村に行き、商品をもらおうと意気込んでいきましたが、待っていたのは、くもの巣だらけの操業が停止している工場でした。

挙句の果て、工場には全身に刺青の入った借金取りが毎朝晩と押しかけていました。

怖くなった私は逃げようとしましたが、当時その工場を運営している夫婦にはまだまだ小さな子供が3人もいて、私が逃げれば確実に子供たちは確実に危険にさらされる。強く攻め立てられる工場長を見て、「小売業は顧客の為にコストを下げることが最重要だとだけ考えてきましたが、作っている人たちへのしわ寄せでコストを下げてきた自分たちにも責任があるのではないか?小売業の形はこれでいいのか?」などと自問し始めた。その後工場長と手を組み工場経営をもスタートすることになりました。

 

その後タイのイーサンの方々に触れ、イーサン人のその優しさと健気さ、その反面常に付きまとう問題・貧困・出稼ぎ・低年齢出産。東南アジアの優等生といわれる程発展したタイですが、イーサン地方ではまだまだ厳しい状態が続いているのが現状です。

大人しくて、働き者で、音楽と踊りが大好きなイーサン人。自分たちも大変なのに、それを隠して人々にするおもてなし。自分たちのプライドがあり、自分たちの誇りがある素敵な人々。辛いことを口にせず、多くを語らないその背中は、戦後日本を復興させる為に働いた日本人の先輩方を見ているようです。

このプロジェクト前から様々な支援・寄付をしてきましたが、私だけの力では小さすぎますが、皆様の力添えでロイエット県のみならずイーサンの産業を増やし、もっともっと大きな夢に向かって進めるはずです。

どうか皆様にこの実情を知って頂き、お力添えをいただけると幸いです。

━工場のあるタイのイーサンとは━

工場のあるタイのロイエット県はラオス国境に近い東北部(タイではイーサン地方と呼びます)にあり、産業が少なく、多くは農業従事者であり、タイ貧困地帯として、バンコクへ出稼ぎに来る人のほとんどはこの地域出身者であることが多く、未だにその習慣は残っています。タイではありますが、イーサン料理・イーサン音楽など独特の食文化や音楽を持つ地帯です。

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工場のあるロイエット県のポンサイ村の公立小学校には定期的に支援をしていて、その小学校では両親が出稼ぎで不在の子供が多く、祖父母に育てられるのが現状です。

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祖父母もロイエット県の主産業である農業に従事しているので忙しく、寂しさを紛らわすために、高校生にもなると男女交際につながり、低年齢出産が今大きな問題になっています。

タイは東南アジアでも低年齢出産が多く、今地方でも大変懸念されている実情として報告されています。

8年前よりポンサイ村に革の縫製工場を立ち上げ、牛革やクロコダイルの製品を製作し、その中で、ロイエット県には有数のクロコダイル養殖場があるのに、そのクロコダイルは都会に運ばれ、養殖業者は薄利で、懸命に育てたクロコダイルを販売するしかない状況を打開すべく、クロコダイル革植物なめし工場を併設させ、ロイエットの産業として定着させるべく、クロコダイル革産業をロイエット県から世界へ、イーサンから世界へを合言葉に養殖からなめし、染色、縫製を一貫してロイエットで行うオリジナルブランドを販売してきました。

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自社工場
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​自社機械

今回そのクロコダイル革からイーサンに住む方々の現状を多くの方々に知ってほしく、プロジェクトを立ち上げました。

タイの田舎のイーサン地方でも、世界に出せるような今までにないクロコダイル革製品として、植物なめしの環境にも人にも優しく、色の変化を楽しめる革を使用したレザーアイテムを独自に開発し、日本人の品質管理の技術とイーサン人の美意識を融合させた

​”MADE WITH JAPAN"を合言葉に最高の商品になったと自負しています。

このプロジェクトで得たお金は、工場の維持費や今後の商品開発などに使用し、工場を盛り上げることで、雇用を増やし、更には工場のあるポンサイ村の子供支援や地域再生のモデルケースとして他の産業にも活用できるビジネスモデルとしていきたいです

そして今後タイのイーサン地域の生産品やブランド開拓など地域特産のブランディングが継続してできるように、両親が子供を置いて都会に出稼ぎにいかない産業を作り、子供たちが誇りをもってイーサン地域出身だと名乗れるようになることが希望です。

​今まではイーサンというと貧困問題の暗い面だけを取り上げられがちですが、貧しさの中でも豊かに生きるイーサンの人々や地域、習慣、風習を少しでも多くの方に知っていただき、興味を持っていただければうれしいです。

​ーご購入方法ー

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下記のサイトを押していただき、ご希望の商品の下にある支援するボタンを押し、

購入画面にお進みください。

今回は、目標金額に到達しなくても、ご支援頂いた商品は届く形になっておりますので

​是非よろしくお願いします。

 

サイトの中には使っているベジクロコというオリジナルの革の説明なども詳しく掲載しています。ご一読いただけるとうれしいです。

↓この画像をクリック↓ 購入サイトへ飛びます

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